JIMU's BLOG

若者の旅立ち

先日、西日暮里のアルハムブラというスペインレストランで
15歳の少女の壮行会コンサートがありました。
夫が習っている池川寿一フラメンコギター教室の同門で、
この春に中学を卒業し、9月からスペインのフラメンコギター学校へ留学するのです。
彼女は6歳からクラシックギターを習っていたのですが、
5年前、あるフラメンコギター曲を聴いて電気が走り、転向したそうです。
小さな体に小さな手で、それはそれは見事な演奏です。
コンサートでは津軽三味線とフラメンコギターの二刀流という先生の知人の方と
津軽三味線とのセッションもあり、本当に楽しい時間でした。

もう一人、少しばかりお手伝いさせていただいているたまゆら會という地方舞の会から
東京で初めての芸妓になることを決めた少女がいます。
彼女もまた中学を卒業したばかりの16歳、
八王子花街で半玉さんのそのまたひとつ前のお仕込みさんをして、がんばっています。
(応援ページ fb [ くるくる友の会 ] )

それまでの彼女は、無口で、お返事も小さく、ぽわ~っとして、
発表会の時など、緊張で泣きそうな顔で出番を待つような少女でした。
が、道を見つけてからの変身ぶりは素晴らしくて、
所作や物言い、気配りぶりまで、本当にめざましい成長に驚くばかりです。

道を見つけた若者のその前進する輝きは、言葉の及ばない感動を覚えます。

図らずも二人の少女の旅立ちに出会い、
人生とか、命とか、生き方とか、希望とか、、、
人間というもののすばらしさをあらためて感じさせてもらいました。

さらに、今朝のニュース情報を一つ、
広島の避難所の学校で、大人たちがスリッパを揃える揃えないでもめたそうで、
それを見ていた小6と中1の少女が、
「そんなことで怒り合うことはないのでは?と思ったのですが、
別の大人に言ってもらうとまた大人同士でもめてしまうかもしれず、
直接、子供の自分たちが言うのは生意気そうだし、、、」
で、壁新聞を作り、記事として「スリッパを揃えましょう」と載せたのです。
なんて素敵な子供たちでしょう!
ほんとうに頭が下がります。

気づけば、今の大人はすこし感情過多かもしれませんね。
仏教では、喜び楽しみも、喜怒哀楽すべて、「ほどほどに」と教えています。
喜びや楽しみも度を越えて感情を開放してはいけないというのです。
それはそのまま振り子のように「怒哀」も大きく振れてしまうということなのだろうと
私は解釈しました。
日本人の慎みや礼節などに通じるものなのかもしれませんね。
そんなことをあらためて教えてくれた少女たちのニュースでした。

スペインへ旅立つお嬢さんへのメッセージカードに、こんな言葉を添えました。
「日舞の先生は、早くに外国に出て成長すると、日本人としての感性が育たず
日本文化独特の情緒が理解できない、何人ともいえない人間になってしまうと言われます。
どうか、日本文化への関心を忘れずに、いつの日か、スペイン文化の素晴らしさを伝える
すてきな架け橋になってください。」

なんだか話が散らかっちゃいましたが、
すてきな少女たちに力をいただいたというお話でした。

最後に、今朝、ご近所で見つけた蓮の花、
1枚目のシャッターを切ったら金魚が顔を出してくれました。
わかってるね~金魚ちゃん。
20140826_蓮と金魚

投稿日:2014年08月26日(Tue) | カテゴリー:jimu's twitter